0. 謝辞
このサイトを製作するにあたり、収集のきっかけを与えてくださった変デジ研究所のlonstar所長、全部集めるなら早急に心を決めろと背中を押してくれた同僚たち、CR2電池やアクセサリーキットの入手に協力してくれた先輩、サイト構築に関してアドバイスや不具合指摘を下さったH@ssy様・コンディ様・tklovinson様・浦和
富来様・りゅか様、Twitter上でアンケートに答えてくださったり応援して下さったフォロワーの皆さん、そしてこの素晴らしいカメラを世に送り出してくださった株式会社パワーショベル様に深く感謝と御礼申し上げます。
2011.05.22
1. 当サイト作成の理由
2011年3月、デジタルハリネズミの生産が終了すると言う衝撃的な発表がされました。
理由は使用されている4:3の1.5インチの液晶モニターの生産終了で、他で代用した場合現状のサイズを維持できなくなるが故の決定との事でした。デジタルハリネズミ3の構想も具体化しつつあったと言い、次機種を楽しみにしていた1ユーザーにとっても(決して比喩表現ではなく)その日の食事が喉を通らなくなる程のショックでした。
それまで私は新機種や限定盤が出るたびに(あれば)複数カラーから気に行った1つを買ってはブログで写りの比較をしていましたが、生産終了発表を機に素人が集められる限り全ての機種と色のデジタルハリネズミを揃え、その全てを比較・紹介したいと言う思いが日に日に強くなりました。
デジタルハリネズミはアート志向の強いカメラです。数多くのアーチストに注目され、公式から海外アーチストとのコラボレーションモデルが発売されたり、作品上映イベントが行われたり、コンピレーションアルバムが発売されたりしました(どちらかと言えば情報弱者の私は、全てをリアルタイムで追いかける事が出来ませんでしたが)。一方で私自身は初代デジタルハリネズミを購入した半年と少し前に初めて自分のカメラを買った素人であり、ヒトを感動させられるような写真やムービーが撮れるわけではありません。初代から受けた感動と熱狂的支持の遣り場を他に求めた結果、情報の拡散及びカメラ自体のコレクションに走った事は否めません(その辺りの事情は別項にて述べます)。そして目指す23種類全てを集めた時、家族にはっきりとこう言われました――「目的を見失っているんじゃないか」と。
それでもこのサイトを作ったのは、今までの熱狂を消えるが侭にしたくなかったからです。デジタルハリネズミは生産を終了し、もう新機種が出る事はありません。新たな比較対象は出現しないのです。勿論、奇跡的に液晶パネルの生産が再開され、デジタルハリネズミが復活を果たす日を心待ちにしています。元々私はコレクター気質なところがあるのでデジタルハリネズミ3が発売されれば買うでしょうし、比較撮影もすると思います。ただ、その日が来たときはもっと冷静で在ろうと思います。 今後は基本に立ち返り、いかにユカイな日常を切り取れるかを試行錯誤していくつもりです。
願わくはこのサイトがデジタルハリネズミを好きな方やこれから買おうとする方にほんの僅かでも有益でありますよう。
1-1. デジタルハリネズミの復活
生産終了発表から七ヶ月――本日2011.11.05に、デジハリシリーズ最新作「DIGITAL HARINEZUMI guru」がめでたく発売されました。今回の機種は「一回限りの完全限定生産」と言ううたい文句ですが、後に初代ベースの限定版が発売される事が決定しており、また生産終了の原因となった液晶モニターの生産再開と言う噂も流れています。つまり、噂が真実であれば幻と消えた筈のデジタルハリネズミ3が登場する可能性が出てきたのです。※1いちデジタルハリネズミファンとしてこれ以上嬉しいことはありません。
当サイトでは、今後もデジタルハリネズミの全てを追いかけていく所存です。
- 2012.03.09に発売された。
2. 取扱対象
2-1. 各機種の名称について
当サイトでは、デジタルハリネズミの各機種を以下のように表記します。
各機種の名称に関しては、各種公式情報に於いても表記が一定していません。ここでは機種名は基本的にこのページの表記、含まれていないものや色名は機種個別の公式サイトに準拠しています。
- デジタルハリネズミ初代→初代
- 初代デジタルハリネズミ チノンバージョン→チノン1
- デジブチ→デジブチ
- デジはち→デジはち
- デジアリ→デジアリ
- デジてん→デジてん
- デジハリ(お花ヴァージョン)→花はり
- デジリス→デジリス
- 2代目デジタルハリネズミ(初回限定盤)→2限定
- 2代目デジタルハリネズミ(正式販売盤)→2正式
- デジタルハリネズミ2++(ダブルプラス)→2++
- デジタルハリネズミ2 チノンバージョン ブラック→チノン2黒
- デジタルハリネズミ2 チノンバージョン イエロー→チノン2黄
- デジタルハリネズミ2 チノンバージョン レッド→チノン2赤
- デジタルハリネズミ2 チノンバージョン(後期) レッド→チノン2後期赤※2
- デジタルハリネズミ2++ ブラックレイン→BLACK RAIN
- デジタルハリネズミ2++ Color Series しろ→カラー白
- デジタルハリネズミ2++ Color Series きいろ→カラー黄
- デジタルハリネズミ2++ Color Series ピンク→カラー桃
- デジタルハリネズミ2++ Color Series グリーン→カラー緑
- デジタルハリネズミ2++ ARTIST BOX002 Mark Borthwick→アーチストBOX002
- デジタルハリネズミ2+++(トリプルプラス)→2+++
- デジタルハリネズミ2+++(トリプルプラス) ホワイト→2+++限定白
- デジタルハリネズミ2+++ ARTIST BOX001 Ed Templeton→アーチストBOX001
- デジタルハリネズミguru - Final 2011 Special Edition - ブラック→guru黒※1
- デジタルハリネズミguru - Final 2011 Special Edition - ホワイト→guru白※1
- デジタルハリネズミ3.0 ホワイト→3.0白※2
- デジタルハリネズミ3.0 ブラック→3.0黒※2
- デジタルハリネズミ3.0 レッド→3.0赤※2
- デジタルハリネズミ3.0 ピンク→3.0桃※2
- デジタルハリネズミ3.0 ブルー→3.0青※2
- デジタルハリネズミ 1st Reborn→Reborn※2
- 2011.11.05追加。
- 2012.08.16追加。
2-2. 2+++ソフト入れ替え品について
当サイトでは基本的に2++限定の2+++ソフト入れ替え盤を収集対象にはしていません。既存の2++のソフトを書き換えたものである事(直営店でカラー白を購入する際、ソフトを更新するかどうか訊かれましたので間違いないはずです)つまり完全な新規製品とは言い難い事が理由です。
私が所有しているソフト入れ替え盤は、2+++限定白のスペアとして購入したアーチストBOX001の2+++版(並びにチノン2後期赤※1)です。よって当サイトのアーチストBOX001は厳密な意味でのオリジナルではありませんが、アーチストBOXは本体のデザイン及び付属のアーチストの映像作品に重きが置かれている品ですし、ソフト入れ替え盤はそれ自体紹介する意義がありますので取り扱っています。
実際、2+++の10種のカラーモードに惹かれるもののカラーシリーズの可愛い見た目も捨て難くどちらを買うか決められない、と言う悩みはこれで解消されたわけであり、非常に喜ばしい事です。当初はCamera
Cabaret Grand Shop限定盤でしたが2011/05現在は通信販売もあり入手しやすくなっています。※2
- 2012.08.16追加。
- 2012.08.16現在、公式ショップでは3.0しか取り扱っていない。